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| 天鱒霊神(あめますれいじん) |
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| 2007/03/17 土曜日 00:00:00 JST | |
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むかし、田植えの時期になると、地主さんの家に毎年若い夫婦が田植えの手伝いに来ました。いつも、精を出して働き、*おさなぶりのご馳走を食べて帰りました。 ある年のこと、田植えの数日後に手伝いの男衆の一人が、そばを流れる和見沢の渕で大きな「あめのうお」を釣り上げました。家で料理したら、お腹の中からお赤飯が出てきたけれど、男はかまわず食べてしまいました。ところがそれから、田植えの時期になっても若い夫婦はこなくなってしまいました。もしや、渕の精の天鱒が夫婦に化身して手伝いをしていたのかもしれない。そこで祠を建て、天鱒霊神として祀りました。それから何時とはなく田植えの時期になるとよく雨が降るようになったそうです。 *「おさなぶり」とは、田の神様を祀ってお祝いをする慣わし。 |
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